カード詐欺被害・・暗証番号やクレジットカード等は、何があっても人に渡すべからず!

カード詐欺被害の手口

近年警察官や銀行協会などに成りすました犯人から、あなたのクレジットカードやキャッシュカードが不正に使用されているなどと、被害者宅に嘘の電話を掛け、不安をあおり「カードの利用停止の手続きをする必要がある」等と嘘の説明をして被害者宅に訪れた犯人Grに、カードや暗証番号を渡してしまい、口座から現金を勝手に降ろされたり、キャッシングに使われたりと言った詐欺被害が多発しています。

又カードを持ち去る際に、カードが不正に使用されないようにとカードに切り込みを入れて信用させるケースがありますが、これも実際にはカードは使えてしまうので信用してはいけません。

クレジットカードやキャッシュカードなどのカード類の暗証番号(パスワード)やカード類は何があっても他人に渡してはいけないのです。

詐欺の電話に出ないようにするため、留守番電話の活用や防犯機能を備えた電話機器の導入なども説明しています。
万が一詐欺被害に遭ってしまったら急いで警察や銀行、弁護士に相談しましょう。

 

 

キャッシュカード騙し取りの実態

大阪や横浜他で最近発生している事例として、「不正に残高照会が行われている、キャッシュカードが悪用される恐れがあるため破棄する必要がある」と言っただまし文句で電話を掛け、後に警察官を騙った男(あるいは女)が、hi被害者宅を訪れ、「裁判所に証拠として提出する」等と嘘の説明をしてキャッシュカードをだまし取る手口、その際受け取ったカードに2~3㎝程度の切り込みを入れて、このカードはもう使えないと言って信用させていました。

クレジットカード等の磁気カードは、データーを読み書きする磁気部分が損傷していなければ傷等があっても有効に働くため、犯人はカードのデーター読み書きに関係のない部分に切り込みを入れて、被害者を信用させていたのです。

その後持ち去ったクレジットカードを使用して現金の搾取に成功しています。

詐欺グーループの間ではキャッシュカードの切り込みの入れ方や、騙し文句の詳細などが書かれたマニュアルが、存在するようで、大阪府警が摘発した際に特殊詐欺マニュアルを押収しています。

 

発生事例

大阪のケース

①70代のご夫婦が被った被害

70代の夫婦の元に犯人から「あなたのクレジットカードが不正に使用されている」との電話があり、後日警察官を名乗る若い男が被害者宅を訪れ、電話の内容と同じ説明をし「更に悪用されないように切り込みを入れておきます」と目の前でカードに切り込みを入れて被害者を安心させ、4枚のクレジットカードやキャッシュカードを持ち去った。

後日警察官役の男が逮捕され、男からは指示役からの詳細の指示メールが回収されています。

②70代の女性が被った被害

70代女性が犯人からの嘘の電話を受け、後日警察官を名乗る女が被害者宅を訪れ、電話の内容と同じように説明され、6枚のキャッシュカード、クレジットカードを取りに来た女に渡した、女はそれぞれのカード6枚にこれ以上悪用されることが無いようにと切り込みを入れ、被害者を安心させて持ち去った。

後日カードを持ち去った女が逮捕されたが、口座の現金220万円が、持ち去った当日に引き出されていました。

 

横浜のケース

80代の女性宅に犯人から電話があり、「お宅のキャッシュカードが不正に使用されている」と嘘の説明をして、後日警察官を名乗る男が被害者宅を訪れた際、キャッシュカード3枚を騙し取られ持ち去られています。

男は被害者女性の目の前で3枚のキャッシュカードに切り込みを入れ、「これでもう使えなくなりました、安心してください」と声を掛けています。

 

埼玉のケース

80代の被害者男性は、犯人から「不正に残高照会されたようなので、キャッシュカードの悪用を避けるため廃棄する必要がある」と電話で言われ、暗証番号を教え、後日訪ねてきた警察官を名乗る女にキャッシュカード2枚を渡すと、女は被害者の目前でカードに切り込みを入れ、「これで不正に使用できません」と被害者を安心させカードを持ち去っています。

新しいカードが送られてくると言われた日に、被害者が不審に思い、警察に確認をして詐欺と判明したが、既に口座から476万円が不正に搾取されていました。

出典元:JIJI.com  (https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062600177&g=soc)
朝日新聞DIGITAL  (https://www.asahi.com/articles/ASN5S6S00N5SPTIL00W.html)
毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20200503/k00/00m/040/047000c)
(令和2年7月20日)

 

栃木県での発生事例

栃木県内においてもクレジットカードに切込みを入れて見せて騙し取る手口が発生していることが報道されています。
クレジットカードは磁気部分やICチップ部分に切り込みなどの障害を与えない限り使用できるものであり、見せかけ上内部の記録データーに影響のない部分に切り込みを入れても、カードは利用できてしまうのです。

詐欺犯はここに目をつけて、だまし取ったカードを使い現金等を搾取していることをもう一度理解する必要があります。
(2020年9月12日報道より)

 

カード詐欺被害の対処

カード詐欺被害を予防するには

・警察、官公庁や各種団体からの電話を受けた場合には、そのまま相手を信じるのではなく、ホームページや電話帳で確かめて、不審に思ったら必ず確認する癖をつけましょう。

・在宅中であっても、電話に直接対応するのではなく、留守番電話機能を活用しましょう。
録音された電話の内容で判断し、不審なものは直接確認を取る習慣をつけましょう。

・防犯機能の付いた電話用機器を活用しましょう。
電話の着信時に相手に警告音声を流すほか、自動で録音する機能や、登録されている迷惑電話番号かどうかを自動で判断して着信拒否にしたり、点滅表示などで警告してくれる機能などを備えた機器が市販されています。

防犯機能付きの電話用機器は一部の自治体や警察などで貸し出しも行っているようです、地元の自治体や警察に相談してみましょう。

詐欺被害に遭ってしまったら

クレジットカードやキャッシュカード等の暗証番号やカードそのものを他人に渡してしまった場合には、まず急いでカード会社に連絡を取り、暗証番号の変更やカードの取引停止の手続きを行いましょう。

自身の口座情報をいつも確認して、おかしな出金等に気が付いた場合にもカード会社と取引銀行に連絡を取り、口座の凍結などの手続きを行いましょう。

詐欺被害に遭ってしまったら弁護士に相談することはとても大事なことです。
詐欺被害の相談に乗ってもらえる強い味方になります。

全国対応365日メール受付24時間対応、相談料、着手金が無料で完全成功報酬のところが多々あります。
スピード解決を謳い、被害金がある場合には返金の相談にも乗っていただけます。

弁護士選びには知人からの紹介やインターネットで探す方法などいろいろありますが、中には悪意を持った弁護士もいるようなので、弁護士選びは慎重に!!

 

 

あとがき

警察官がキャッシュカードの回収などあり得ないと思いつつも、詐欺犯の方が話術も含めてだまし上手です。

然しながら、不正に高額の現金等を騙し取られるなどは、あってはならないことです。

現代の社会ではキャッシュレスと謳い、様々な形態でクレジットカードやキャッシュレスカード或いは電子マネーなどの決済システムが存在し、避けては通れないのも実態です。
そのためにこのような詐欺被害は決して許せるものではありません。

詐欺犯によって多額の現金などを騙し取られる事例を広く紹介することで、直接記事を読むことができない人たちも含め、多くの人の目で耳で知り伝え合うことが、わずかながらも被害を抑え込む方策になるものと信じています。

警察官や裁判所等と言われても、カード類の暗証番号やカードそのものは絶対に他人に渡してはいけないことを肝に銘じておく必要があります。

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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