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グランドゴルフのトラブル対処法:判定に自信と安心を与える7つの事例を紹介

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グランドゴルフのトラブル対処法

グランドゴルフのプレー中に起こるいろいろなトラブル事例にたいしてはプレーヤー自身が判定をする必要があります。

なぜならグランドゴルフはプレーヤーが審判であり、他の審判がいないからにほかなりません。

 

例えばグランドゴルフの練習や大会でのゲームプレー中に打ったボールがほかのボールに当たってしまったときどうすればいいのか、或いは一打目に打ったボールが隣のホールポストにホールインワンしてしまったときはどうすべきかなど対応に困ったことはありませんか。

僕が過去に経験したケースでは、僕の打った1打目のボールが狙いのホールポストの方向ではなく大きく方向がずれて隣のホールのホールポストにホールインワンしてしまったことがありました。

まだ経験が浅くこのようなケースに遭遇したのが初めてだった僕は、正しい対処法がわからずほかのプレーヤーに聞きまくったことがありました。

 

だからグランドゴルフのプレー中に遭遇するいろいろな状況下でのトラブルに対する対処法を理解しておく必要があるのです。

トラブル事例の対処法を理解できていれば自身や同組のプレーヤーにこのような状況が発生した時にも慌てないで対処できるはずです。

 

出典元:グラウンド・ゴルフルールブック2022  公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会(日本協会)発行
日本グラウンド・ゴルフ協会

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プレー途中のボールの交換について

 

コースのコンデションの違いなどによって軽いボールに変えたいとか、調子が悪いのでボールを変えて調整したいなどボールを変えてみたくなることはありますね

シーンによって注意しなければならないことや禁止されていることがありますので注意しましょう。

プレーの途中で性能の異なるボールに変えたいとき

グランドゴルフではラウンド(8ホール)途中でのボールの交換は認められていません。

なぜなら日本協会発行のグラウンド・ゴルフルールブックに明記されており、プレーヤーは順守しなければなりません。

 

例えばプレー途中までの結果が芳しくないので性能の異なるボール(例えば反発の異なるボールや、重量の異なるボールなど)に交換してプレーしたい欲求がおこることがあります。

僕も大会のラウンド途中で思い描く結果が出せずボールを変えてみたいなという欲求はよく起こります。

しかしながら現在プレー中のラウンドが終了するまでは同一のボールを使い続ける必要があるのです。

 

だからプレー中のラウンド(8ホール)の途中では性能の異なるボールなどの交換はできないことを理解しておきましょう。

但し1ラウンド8ホールが終わった後にボールを交換することは問題ありません。

 

プレー中にボールが見つけられなくなってしまったとき

プレー中のラウンド(8ホール)の途中であっても新たなボールに変更できます。

なぜならボールが見つからなくなった場合プレーの継続ができなくなります。
従ってラウンド途中であっても新たなボールに切り替えてプレーを続行することができます。

但しボールが見えなくなった場所を起点として、クラブの長さ相当の範囲内でホールポストに近づかない場所から新たなボールで打ちます。

この場合には1打付加することが規定されています。

 

例えば僕は練習ラウンド中にコースわきの荒れ地に第一打を打ち込んでしまい見つからなくなってしまった経験をしています。

対処法として新たなボールに切り替えてプレーを続行しました。
当然スコアには1打追加しておきました。

 

だからボールが破損したり不明になった場合にはラウンドの途中でもボールは変えられます。

新たなボールに切り替える際には同伴のプレーヤーや主催者に確認してから新たなボールを使うようにしましょう。

 

プレーヤーの打ったボールが他のプレーヤーのボールに当たってしまったとき

複数のプレーヤーでプレーをしている場合、プレーヤーが打ったボールが他のプレーヤーのボールに当たってしまうことがあります。

基本的にはライン上など当たりそうなところにあるボールはマーカーを使用して事前に取り除いておく必要がありますが、ときどき当たってしまうケースが散見されます。

ボールが当たってしまった場合にどうしたらよいか悩まなくて済むように、正しい対処法を理解しておきましょう。

あてられたボールはどうするのか

あてられたボールは移動してしまったところから元の位置に戻して打ちます。

それぞれのボールの位置は各プレーヤーが把握しておきましょう。

 

あてたボールはどうするのか

あててしまったボールは転がりが停止した場所でそのまま打ちます。

例えばホールポスト近くにあったボールに次のプレーヤーが打ったボールが当たってホールインした場合はそのままホールインワンが有効となります。

 

ボールを打つ順番(打順)を間違えてしまったとき

グランドゴルフではプレーヤーがボールを打つ順番が決められています。

一般的には全ホール同じ順番で打つ固定方式と各ホールごとに1プレーヤーづつ繰り上がるローテーション方式があります。

 

この打順を間違えて打ってしまうケースが時々散見されます。

打順の間違いに気づいたときは、次に打つ時から正しい順番に戻すことで問題ありません。

打順の間違いに対するペナルティは発生しません。

ホールポストにボールが近づいたときの打順の優先

ホールポストの周辺にボールが近づいたときには、プレーヤーは「お先に」と声をかけて、トマリまでプレーすることができます。

 

日本協会のルールブック上ではクラブヘッドの長さ程度(約15㎝)の範囲内に近いづいたとき「お先に」と声をかけてトマリまで連続で打つことを推奨されています。

団体によってはローカルルールとして30㎝程度の範囲内としているケースも散見されます。

 

ホールポストのリングにボールがかかったとき

プレーの中ではホールポストのリング上にボールが止まってしまいトマリの判定に悩む場合があります。

この場合には必ずボールの真上から見てボールの中心がリングの真上またはより中にあればトマリと判定します。

 

このようなケースでは複数のプレーヤーで確認することが望ましいですね。

障害物が邪魔になってボールを打つことができないとき

ときどき打ったボールがあらぬ方向に向かい障害物に入ってしまったり、邪魔になって打てないケースに遭遇することがあります。

 

障害物に入ってしまった、または邪魔になって打てないなどの場合にはボールを取り出して狙いのホールポストに近づかない位置から次を打つことができます。

この場合の位置決めはクラブ一本分の長さ相当の範囲内で、ホールポストに近づかない位置と決められています。

 

この場合にはスコアに1打付加することと規定されています。

 

隣のホールポストにホールインしてしまったとき

一打目に打ったボールがあらぬ方向に飛び出し、結果として隣のホールポストにホールインしてしまったというケースも稀に散見されます。

この場合もしそのまま打つことが可能であれば打って問題ありません。(ホールポストが動かないことが前提です)

 

打つことができない場合には先の障害物が邪魔になって打つことができないケースの対応と同じ対処法となり1打付加となります。

コース上のものはすべて障害物という考え方が基本になっています。

1打目のアドレスの際スタートマット上のボールにクラブが触れてボールが落ちたとき

アドレスに入ってスタートマット上にボールをセットした後で、クラブが触れてボールが落ちてしまった場合には一打と判定します。

セットしなおして再スタートすることはできません。

落ちて転がったのち停止した場所から2打目として打つことになります。

 

但しクラブが触れてもスタートマットにセットしたボールが落ちなければ打ったことにはなりません。(空振りと同じ考え方)

 

クラブがボールに当たらずに空振りとなったとき

アドレスに入りスタートマット上にボールをセットしてクラブを振ってボールにヒットさせますが、その際にまったくボールに当たらず空振りとなることが稀にあります。

またはボールにまったく当たらずにスタートマットを打ってしまい空振りとなることもあります。

 

この場合にはボールやスタートマットをもとの位置に戻して、再度打ち直すことができます。

1打付加する必要はありません。

 

まとめ groundgolf-troubleshooting

グランドゴルフのプレー中にはボールにまつわるいろいろなトラブルが発生しプレーヤー自身が都度判定して処理しなければなりません。

なぜならばグランドゴルフでは決められたコース設定(練習の場合は規定外のケースもありますが)の中で、プレーヤー自身が審判となるゲームだからです。

コースコンデションやクラブ、ボールなどに起因するトラブル事例や判定を悩ませる事象は雑多にあります。

 

例えば僕の個人的な体験ではありますが、プレー中にボールが隣のホールポストにホールインしてしまったことがあり、当時知識不足でこのボールをどう対応したらよいのかわからず途方にくれました。

結果として他のプレーヤーの助言をもらって、ボールを取り出し狙いのホールポストに近づかない位置から2打目を打つことができました。
この場合には1打付加することが義務付けられています。

このようにプレーヤー自身が審判であることはいろいろなトラブルを想定した知識を持っておくことが必要なのだと感じました。

 

だからルールブック上にまとめられている前16条の内容の理解が必要になります。

あなた自身や同組のプレーヤーがトラブルに遭遇しても適切に対処できるはずです。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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