サポカーって何だろう!

はじめに

あなたはサポカーという言葉をご存じだろうか

サポカーとはドライバーの安全運転を支援してくれる先進の安全運転支援技術を搭載した車の総称として、「セーフティサポートカー=サポカー」と呼ばれています。

 

近年のセンサー技術の発展やAIなどによる高度な判定技術の進化によって、車メーカー各社がラインナップを充実させてきており、又政府においても高齢者を対象にしたサポカー購入の補助金制度をはじめとした交通事故防止策を展開しており官民挙げての取り組みが拡大してきています。

 

まだまだなじみの薄いサポカーについて、誕生の背景やサポカーの素晴らしいところ、サポカーによって何が良くなる可能性があるのかなど、整理していきます。

 

サポカー誕生の背景

近年交通死亡事故の件数は全体的には減少傾向が続いている。
但し死亡事故が減少している中で、高齢者による死亡事故の件数は横ばい状態が続いているために、高齢ドライバーの要因による死亡事故の割合は増加している。

 

交通死亡事故の人的要因の中で、ハンドルの操作誤りやブレーキとアクセルの踏み間違い等の操作不適が75歳未満に比べ
75歳以上では倍近い発生率を占めている。
(2018年警察白書に基づく)

高齢ドライバーがコンビニに突っ込んでしまったり、駐車場から飛び出してしまったりと言ったニュースを連日のように目にしたという方も多いことでしょう。

又高齢ドライバーに限らず前方不注意や安全確認の不備、判断の誤りなどの人的要因が要因全体の8~9割を占めている。

これら背景から交通事故防止策の一環としてドライバーの安全運転を支援するサポカーが誕生することになったようです。

出典元:サポカーのある未来へ (13/09/2020)
(URL:https://www.safety-support-car.go.jp/) 

 

サポカーの機能はどんなことができるの?

サポカーに搭載されている主な機能について整理してみました。

衝突被害軽減ブレーキ

横断歩道を渡る歩行者や、歩行者の飛び出し等の衝突被害を可能な限り、軽減させる仕組みでドライバーのブレーキ操作が遅れた時でも、車両を減速、又は停止させる機能。

 

急発進抑制装置

停止しようとしてブレーキとアクセルを踏み間違えて急発進してしまったり、停止状態から発信する際に急激にアクセルを踏み込んでしまったりと言ったときにも、前方の障害物を感知したり、急激なアクセル操作を検知したりして瞬時にドライバーに警告したり、アクセルを抑制して急発進を防いでくれる。

 

車線逸脱防止支援システム(レーンキープアシスト)

走行中に車線をはみ出して走行しないように、車線からの車両の逸脱を監視してくれている機能で、車線をはみ出しそうになるとドライバーに警告を鳴らし、注意喚起する。
車種によっては警告と共に車線内に戻す方向の力を短時間発生させ、ドライバーのハンドル修正操作を促すモデルもあるようです。

 

ロービーム自動点灯

ロービームの自動点灯が義務付け・・・道路運送車両の保安基準改正。

既に販売されている車両の多くに採用されている機能ですが、2020年4月以降の新車では義務化された。
基準では1000ルクス以下の照度では2秒以内にロービームを自動点灯させている。

これら機能は既に多くの車両に搭載されている機能でもあり、車種によっては自動点灯やロービーム・ハイビームの自動切換え、ハイビームのパターン変更など、対向車に対してはロービームとなるが、歩行者に対してはハイビームに近い照射で夜道の歩行者の安全をカバーしているものもある。

 

これらの機能以外にもメーカー各社独自の安全支援機能を搭載しているものもある。

安全運転支援システムは、交通事故の防止や被害の軽減が期待できますが、気象条件や路面の状態によっては不安定になるようなことも予想されるので、安全運転支援システムを過信することなく、常に安全運転に心掛けることが必要!

 

サポカー普及に向けた施策

サポカー補助金制度

65歳以上の高齢ドライバーに対するサポカー補助金・・・・令和2年3月9日から申請受け付け開始済。

<サポカー補助金の対象機能>
新たに車を購入する場合のサポカー補助金の対象となる機能

①対歩行者の衝突被害軽減ブレーキ
②ペダル踏み間違いによる急発進抑制装置

新車中古車
乗用車軽自動車
①と②を搭載する車両10万円7万円4万円
①のみを搭載する車両6万円3万円2万円

 

<自己保有車両に後付け機能のサポカー補助金>

後付けペダル踏み間違い急発進抑制装置
障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進抑制装置等上限 4万円
ペダル踏み間違い急発進抑制装置上限 2万円

 

サポカー試乗体験会

サポカーに触れて・試乗して安全運転支援機能の実際を体験したり、乗り心地を体感できる試乗体験会が、各地のディラーやイベント会場、商業施設等で開催されている。

試乗体験会に出かけて、最新の安全運転支援システムを理解することはとても大切なことでしょう。

(注意)
残念なことに現在は新型コロナウィルスの抑制のため、試乗体験会が自粛になっているようで、再開の時を待つしかないようです。

 

あとがき

なかなか無くならない交通事故、中でも死亡事故を撲滅させることは、社会で考えていかなければならないことではありますが、先進の高度技術によって交通事故防止に貢献できる部分もあることを知りました。

サポカーは既に多くの事故事例から、防止策として車両に搭載され、或いは進化し続けている機能ではありますが、この先には自動運転の車社会に大きく貢献する機能も生まれてくるのだろうとわくわくしてしまいます。

いつの日か免許返納など心配せず、今の車を使いこなすがごとくに高齢になっても自由に乗り回すことができる日を心待ちにするところではありますが、まずは現代において交通事故を少しでも減少させるための努力を、運転する一人一人が心掛けることが大切でしょう。

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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