スコア集計の待ち時間を10分短縮しよう!正しい記録で効率アップ

    集計

    グランドゴルフの成績管理

    グランドゴルフも打ち始めを1打目と数え、規定の距離に置かれたホールポストに対して、何打でトマリ(ホールイン)にたどり着けるかを競う競技で,一般的なゴルフと同じである。

     

    既定のコースは主に4種類(詳しくはグランドゴルフのルールで説明)を2本づつの8本使い、1ラウンドの合計8ホールで各ホールトマリまでの打数を競う。

    一般的に大会は8ホールを1ラウンドとして、4ラウンド32ホールで行われる。

     

    練習ラウンドでは実情に照らし、1部の長さでのホールで、合計32ホールを集計するといった変則的な方法で行われているケースが多い。

    特に大会では各ホールの最終打数はきちんと記録され、32ホール集計後の成績によって順位付けがされる。

     

    大会で正確な成績管理をするためには、スコア―カードの記入誤りや記入漏れを発生させない事が重要で、円滑なプレー及び集計作業の効率化にもつながる。

     

     

    スコア―カードの正しい記入方法

    score card

    score card

    各項目毎の説明。(スコアーカードサンプル

     

     

    スタート前に記入しておくべき項目

    ・実施期日を記入(サンプルでは右上)

    ・プレーヤー自身の名前、生年月日、性別を記入する。(自分の記録の右横に記入)
    (生年月日は最終打数、3打までの打数共同一の場合、年齢差で順位付けを行うため)

    ・次打者の記録に次の打順のメンバーの氏名を記入する。
    (大会ではそれぞれのメンバーが、次の打者のスコアーを記録する)

    ・ホールNoの欄にスタートホールから始まる8ホールの番号を記入しておく。
    (プレーヤー自身のスタートホール番号から始まる8ホールの数字を記入しておく)

    例)スタートホールがA-8であれば、最初の欄には8、次の欄に1、2、・・・6、7となり、8~7までの8ホールが1ラウンドとなる。

    ・コート打順欄には組み合わせで確定したプレーヤー自身のコート打順を記入。

    例)組み合わせの確定がA-8-3であれば、コート打順欄にA-8-3と記入する。
    プレーヤーはAコートの8ホールがスタートホールで打順が3番目と分かる。

     

     

    プレー中に記入すべき項目

    ・スタートホールから順番に、各ホール毎の最終打数の数字を記入していく。
    (トマリの打数を大きな声で言い、自分のスコアー記入欄に記入、次打者の打数も間違いないように次打者の記録に記入)

    ・1ラウンド(1R)~4ラウンド(4R)までの各ホールを同じように、ミスの無いように記入していく。
    (誤りの場合には横線で消して修正)

    ・このサンプルスコア―カードでは各ホール毎に累積打数を書きこめるようにしてある。
    (各ラウンドの各ホール毎に累計の数字を記入していく事で、足し算のミスも減らすことができ、最終ホールを終えての集計も容易になる。)

    ・各ラウンド集計後に実打、1打、2打、3打及び差引合計のそれぞれの数字を記入する。

    ・1打の数に対して-3打のボーナスが与えられており、差引合計は1打の数*ー3打の打数が実打数から差し引かれた数字となる。
    例)1打(ホールインワン)が3本の場合には-9となり、実打数から9点が差し引かれた数字が差引合計となる。

     

     

     

    プレー終了時に記入すべき項目

    ・各ラウンドのプレー終了後、各ホールでの自身と次打者の記録を突き合わせ、記入漏れや誤りのないことを確かめる。

    ・記入漏れや誤りのないことを確認した上で、実打数、1打、2打、3打及び差引合計を合計欄、差引合計欄に記入する。

    ・すべてのラウンド終了後、各項目に記入漏れ、誤りがないことを再確認の上、前打者のサイン欄に前打者のサインを頂く。
    (フルネームで記入)

    ・すべての項目に記入後、スコア―カードをリーダーが回収し、再確認の後集計担当に廻される。

     

     

    成績集計表の取り扱い

    GGスコアー計算表

    グランドゴルフ成績集計表

     

    事前準備

    ・大会名、実施日時、場所等の確定事項は事前に入力しておく。

    ・組み合わせ確定次第、以下の項目はすべて入力しておく。
    コート、ホール、打順、クラブ名、名前、年齢、生年月日、性別(M/W)など

    ・生年月日又は年齢どちらかの記入で並べ替えは可能。

    ・ハンディキャップが与えられる場合にはハンディキャップ(H/C)欄に記入する。

     

    集計時の並べ替え操作手順

    ・スコアカードから、プレーヤー毎に実打、1打、2打、3打の4種類の数字のみを入力する。

    ・最終スコアーの数字は1打の-3点の補正やハンディキャップの数をすべて自動計算、実打合計の数字を必ず集計表の実打欄に記入。

    ・すべてのプレーヤーに対し、実打数、1打、2打、3打の数字が入力された後、データーの並べ替えを行う。

    ・男女別に集計する必要がある場合には、最優先項目を性別として、昇順で並べ替えることができる。

     

    一般的な並べ替えの優先項目。

    優先順位
    ①性別       昇順  (但し男女別に集計する場合のみ)
    ②最終スコアー   昇順
    ③1打数       降順
    ④2打数       降順
    ⑤3打数       降順
    ⑥年齢       降順  (生年月日でも可能)

     

    ・最終スコアーが同一の場合は1打数、2打数、3打数の順で大きい順に並べ替えられており、3打数の数までもが同一の場合に、年齢の高い順に表示され、順位付けがなされる。

    ・データーの並べ替えの際には、コート~最終スコアーまでのすべての列と対象プレーヤーすべての行を対象として、範囲指定を行い、並べ替え優先順位を①~⑥に設定することでに並べ替えが完了する。
    (範囲指定の際にはNoの列まで対象にすることが、元の状態に戻す際に簡単に戻せるので、より望ましい)

     

     

    あとがき

    グランドゴルフのプレーを楽しくする一つには、やはり正しいスコアーの記録は最低限のこと。

    プレーヤー誰もがスコアーに間違いや、申告漏れなどがなく、気持ちの良いプレーを続けられることそのことが、グランドゴルフをいつまでも楽しく、ワイワイガヤガヤと続けていける秘訣。

    正しく記録されたスコアカードの集計作業は、集計の効率アップにもつながり、集計結果待ちの時間短縮に大いに貢献することになる。

     

    待ち時間を減らして、グランドゴルフをより楽しいものにしていきましょう。

     

    もう悩まないスコアの数え方、書き方!グランドゴルフ

     

    最後までお読みいただきありがとうございます。

    taka-chan68

    taka-chan68

    このブログサイトを覗いていただいたこととても感謝しています。 Senior power.comは現役を終えたtaka-chan68が、現役卒業後の自分活動としてグランドゴルフにはまってしまった経緯やグランドゴルフのスコアを何とか伸ばしたいと取り組んでみた事柄をベースにグランドゴルフについて綴っています。 少しでもグランドゴルフ好きのあなたの目に停めてもらえるような記事の発信に努めています。

    関連記事

    特集記事

    TOP