はじめに
グランドゴルフのスコアーアップ・・・・ボールの直進性を求めること,距離感を養う事
ボールを直進させ、距離を合わせて1打目をホールポスト周辺に集めることが2打でトマリ迄完了させる近道。
これまで4回にわたって個人的な見解に基づいての打ち方を検証してきたが、回数を重ねていくが優位性がイマイチ見つからない。
このことはゲームでのスコアーアップにつながらないことを意味しているのだ。
ホールポスト方向に腕を押し出す打ち方
ボールを打つ際には、ロングホールでもショートホールでも、ボールを打った直後、右手の返しが効いて打ち終わったときにヘッド方向がホールポストの左方向に向いていることが多い。
このヘッド面が打ち終わり時に左を向いているということは、既にインパクトの瞬間に僅かながら左方向に向き始まっているとの考察から、フォロースルーの終わり方を変えてみた。
具体的にはホールポストに向けての直線を考えた時、バックスイングでその直線に合わせ平行にまっすぐ後ろに引き、インパクトはそのまままっすぐ前方向に押し出す格好でヒットさせ、フォローでは腕をそのままポールポスト方向にまっすぐ押し出し、フィニッシュは上方向に押し上げる格好にする。
この場合はヘッドの打ち出し面はバックスイングからフォロースイングまで一貫してホールポスト方向を向いていることになる。
押し出し打法での練習成果
毎週2回の練習に使用している練習コートでは、同じ条件のコートを毎回回っているのだが、正直2打でトマリを終えることも、ホールインワンを獲得することも、なかなか難しくスコアーは低迷していた。
しかし回数を重ねると、わずかではあるがよりホールポスト近くに集まりかけてきた。繰り返しの練習の効果が少しづつではあるが見えてきたのかもしれない。
但し残念なことに、試合形式の練習では1ラウンド8ホールで4ラウンド回り、32ホールでの練習を繰り返すのだが、ホールインワンは多くても1~2回、2打でのトマリについては32ホールで一桁と言った状態で、大会でも入賞になかなか食い込めない。
まだまだ練習が足りないようである。
押し出し打法での検証結果
<練習コート、32ホールの練習>
従来打法>ホールインワンが1~2回、2打でのトマリが一桁。
押し出し打法>ホールインワンが5回、2打でのトマリが平均12回
この結果の数字を見る限り、押し出し打法の方が優位性があると見えるが、検証データーが少なく継続して取り組み中。
コック打法の反省点
コック打法は右手首の力に頼って打つ方法で、比較的距離の短いショートホールや2打、3打については有効であることが実感できた。
セミロングやロングホールでは距離を出すことが難しく、無理やり距離を出そうと力むと左方向に打ち出してしまうケースが多くなることが確認され、実践にはあまり有効に使えないことが確認できた。
コック打法の反省から、コック打法とスイング打法のいいとこどりをして押し出し打法になったと言える。
今後のスコアー改善を楽しみにしながら練習を続けるのみである。
距離についての考察
ボールの打ち出し距離は、ロングホール、セミロング、ショートホールとすべて一本のクラブで、2打以降トマリまでの距離も同じクラブで打つ。
距離はまちまちだが、この押し出し打法でのバックスイング量でボールに与えるエネルギーを調整し、距離が合うように練習を重ねていく事にで、距離感を養う方法を取り組んでいく。
異なる条件下でのスコアーアップ
当然のことながら、グランドゴルフの場合には芝地のコートもあればグランドのように粗目或いは微粒の砂地もあり、また空地利用などの場合、草や石ころなども直進性の阻害要因になるもの。
ゴルフのパターの場合には、距離もある程度は限られており、コンデションも芝で統一されているが、それでも芝目の向きや湿り、乾燥具合、アンジュレーションの差、グリーンの大小等阻害要因は多々あるものだ。
然しながらグランドゴルフのコンデションの場合は、ゴルフのパターの比ではないほど、多種多様な阻害要因がある。
この様な条件下で競うゲームなので、当然それらのコンデションの違いを如何に読むかはスコアーアップする上での必須事項だが、まずはホールポストに向かってボールをまっすぐ打つという基本的なところについて、自分なりに優位性が保てる方法を探っている。
まとめ
正直これまでも4回にわたり、いろいろな打ち方を練習に採用して実践してきたが、ボールの直進性に確実な優位性を見つけられたものは無い。
実際にはグランドゴルフの大会や練習ラウンドにて数をこなし、狙いをつけたプレーが実践でどのように結果に結びついたかを検証しながら良い方法、自分にあった方法を見つけていく事を楽しみとして続けることが一番と知った。
今回の押し出し打法をしばらく使ってみているが、以前の打ち方に比べ、感覚的には左右にぶれる確率が減ってきていると感じている。
更に継続してデーターを見ていく必要を強く感じている。
最後まで読んで頂きありがとうございます。