はじめに
グランドゴルフを始める前は,このスポーツの存在すらも知らなかった。
地域のシニア仲間の誘いを受け、皆でプレーを楽しんでいる様子を見せてもらって興味を持ち始めた。
僕が興味を持ったのはこんなところ・・・・
- 用具にあまり費用が掛からないこと。
- 場所や時間などに多くの制約がなく楽しめそうであること。
- ルール・エチケットに厳しい制約がなさそうなこと。
何のスポーツでも同じことだろう。興味を持って始めると徐々にはまっていく。
そしていろいろ悩みも持ち始めます。
例えば・・・・
「これをやればすぐに上達する」、「このボールを使えばホールインワンがすぐ出せる」
この様な用具やテクニックがあれば、僕自身すぐにでも欲しくなるとおもうね。
正直グランドゴルフが上手くなる特効薬など無いね。繰り返し練習あるのみかな。
何故ならばプロゴルファーの様に毎日数時間ものパター練習をしていても、思い通りに入ることは数えるくらいなのだろうから。
グランドゴルフにプロはいないけど。
グランドゴルフのマナー、ルール
エチケット、ルールは「公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会」発行のルールブックに記載されている全16条が全て。
但し、日本グラウンド協会の地方下部団体や地域のクラブ等で独自ルールなどを付加して運営されている事例はある。
ルールブック2021に基づき、個人的な解釈でわかりやすく解説しています。以下のリンクを参照ください。
グランドゴルフのルール!かみ砕いた解説で簡単にわかりやすく(2)
グランドゴルフのルール!かみ砕いた解説で簡単にわかりやすく(3)
グランドゴルフの上達方法
グランドゴルフがなかなかうまくならない。
上手くなるにはどうすればいいのか。
正直特効薬など無い。上手くなるには繰り返しの練習しかないでしょう。
グランドゴルフをはじめて1年以上経過した。日々練習や大会の度にもっと上手になりたいと反省ばかり。
同じ環境のコースを何度回ったかわからないほど、繰り返し回っていても毎回ホールインワンが達成できたり、簡単に2打で上がれたりなんてことは一度もないのだ。
残念ながら僕だけのことでもなさそうで、周りの人たちを見ても、思うように結果は出ていない。
僕は練習不足なのだ・・・目標を決めて、半径50㎝程度の円にどれだけ入れられるか等繰り返し練習が必要と反省。
僕よりも長くグランドゴルフを楽しまれている方はたくさんいる。
でも大会に出る度に優勝したり毎回ホールインワンを達成しちゃうなんて人はいないのだ。
はじめて間もなくの大会に参加して、4ラウンド32ホールの大会の中で5本のホールインワンを達成いきなり優勝してしまった。
この大会はグランドゴルフ愛好会の月例会として、年間12回開催、僕個人的にもその後50回以上続けて参加している。
以降記録を更新できず、又他の人も更新できない為、1大会5本のホールインワン記録は未だ破られていない。
無欲の結果だったのだと納得している。
「これをやれば上手くなる」などというような特効薬はないという事。繰り返しの練習あるのみ。
上手くなるためには、練習や大会を数多く経験して、画一的ではないコースコンデションを的確に把握できるように鍛える。
長い距離や短い距離、ホールポスト周りでの打ち方など繰り返し練習する以外に方法は無いと理解すべきですね。
奥が深いものだと気づかされ、思い通りの結果が出せないことが、長く続けていける秘訣なのだと悟った。
グランドゴルフの用具の事
グランドゴルフを始めるのに必要な用具は・・・・
- ボールと打つためのクラブ
- スタートマットにホールポスト
- マーカーにスコアカード
ゴルフほどの用具の種類はありません。
ボールは規定重量の範囲内での変化を付けたものがあり・・・標準タイプ/軽量タイプ
クラブ規定長さの範囲内で身長に合わせたシャフトの長さの違いがある。
クラブを自分の体に合ったシャフトの長さで選ぶことや、ボールの重さを変えて、芝生用や砂地用等と使い分けが可能。
しかしながら個人的な見解としては、用具の差がそれほど顕著に出ることはあまり実感できない。
用具をあれこれ悩むよりもいろいろな環境を数多く経験し、慣れる方がより早く上達できる可能性は高いと考える。
何故ならばボールを転がす環境は砂地や草地、芝地、人工芝等多様で画一的でないのだから。
ボールの打ち方
ボールをクラブヘッドで打つ場合に気を付けなければいけないのは打ち方。
基本的にクラブヘッドの打面で正しくヒットさせる必要がある。
正しくヒットしたボールは正回転で転がることになる。
擦るように打ったり、回し打ちや押し出し、掻きだすように打つことも禁止されています。
この様な打ち方で打ってしまった場合には、1打付加されることを理解しておかなければなりません。
グランドゴルフの上達の近道はボールを正しく、まっすぐに打つことを心掛けること。
スタートマット上に置いたボールをホールポストに向かってまっすぐ打つ。
コースの性格上、途中にうねりがあったり、障害物があったりで実際にはいろいろな変化あり。
まずはホールポストに向かって如何にまっすぐ打てるか、そのためにはスタートマットの置き方もゴールに向かってまっすぐに置かなければならない。
何故ならばスタートマットはクラブヘッドをスイングさせるとき、スタートマット上をクラブヘッドでなぞるように後ろに移動させ、まっすぐ前にスイングさせてボールを打つための目印になる。
又ボールをヒットする瞬間に手首が回ってしまう事によって、まっすぐ打っているつもりでもボールは左方向に行ってしまう事がある。
左右の腕の力のバランスがうまく保てていない時に、無意識の中で手首をひねってしまうということも起こる。
この様にひとつひとつの小さな確認事項を練習の中で、自分のカラダに覚えさせること、これが上達の近道でしょう。
何故ならば用具は同じものでも、カラダは皆違うのだから。
あとがき
グランドゴルフが簡易な用具で、厳しい制約もなく、身近な環境で容易に始められるスポーツである事は理解できますね。
しかしながらスポーツである以上、最低限のルールは必要です。
エチケット・ルールを正しく理解する事は正しいプレーに必要です。
ルールを理解するうえで用語の正しい理解も当然必要になりますね。
ルールも用語も正しく理解し、繰り返しの練習で平均点を上げていきましょう。
何故なら上手くなる「特効薬など無い」のですから。
最後まで読んで頂きありがとうございます。