グランドゴルフにとってクラブ・ボールのコンディションを良い状態に保つことはスコア改善に大きな影響を与えます。
なぜならば、ボールやクラブのフェース面に着いた汚れや傷などによって、ボールの回転に悪影響を与え狙い通りに転がらない可能性が高くなるからです。
具体的には、前回の使用時にクラブのフェース面に付着させた泥は固まったままの状態になっており、そのままの状態でボールをヒットさせるとあらぬ方向へと飛び出してしまう事になります。
ボール表面でも同じことが起こる可能性が高くなります。
従って使用した後にはボール表面及びクラブの表面はクリーニングをしておくことをおすすめします。
グランドゴルフのボールやクラブの表面をいつもきれいにしておくことが、スコアーアップを狙う一つの近道なのです。
クラブフェース面やボール表面を良い状態に保つための簡単な手入れの方法を紹介していきます。
※当ブログにて紹介の方法は個人的な解釈で実施しているものであり、公式に推奨されているものではないことをお断りしておきます。
実施の際には自己責任でお願いいたします。
クラブ・ボールの手入れ
クラブの手入れ
樹脂で固められているクラブヘッドのフェース面は、ボールを直接打つ部分、平坦度が命!
キズや汚れはご法度!
≪準備するもの≫
- 液体コンパウンド(超極細目)・・自動車補修用研磨剤等で売られているもので代用可能。
- 耐水ペーパー・・できるだけ目の細かい超極細目(#1200番以上)のものがお勧め。
- 吸水クロス等・・・・クラブ・ボールを水洗い後に乾拭きするためのもの。
≪クラブヘッドの手入れ≫
- 大きな汚れ、付着物等がある場合には事前に取り除く
- クラブヘッドのフェース面(ボールを打つ面)に、液体コンパウンドを数滴たらす
- 水に浸けた耐水ペーパー(今回は#1200番を使用)でヘッドのフェース面上を水平方向に往復させて、こびり付いた汚れや、小傷のバリなどを除去
- 同様にクラブヘッドのフェース面以外の場所にも、液体コンパウンドを数滴たらし、水に浸した耐水ペーパーで磨いていく
- ある程度磨いたら水で流し、汚れの落ち具合や小傷の引っ掛かり(バリ)など除去できているかを確認しながら、繰り返す
- 汚れや小傷の引っ掛かり等がなくなったら、最後にもう一度水洗いして吸水クロス等できれいに乾拭きする
- 日陰でしばらく乾燥
<クリーニング前のクラブヘッドフェース面>
head1
<コンパウンドを垂らし、磨いていく>
head2
<注意すべき点>
- 耐水ペーパー、コンパウンドは超極細目の物を使用
- 耐水ペーパーは必ず水に浸してから使う
- 特にフェース面は均等に擦ること、均等でないとボールの転がりに影響大
ボールの手入れ
ボールもクラブヘッド同様に液体コンパウンド(超極細目)、耐水ペーパー(超極細目)、吸水クロスなど使用。
手順もクラブヘッド通りで大丈夫。
<クリーニング前のボール表面>
club&ball1
ボールの磨き方は、よく水に浸した耐水ペーパーでボールを包むように持ち、均等に軽く力を加えながらボールを転がすように磨く
<ボールの磨き方>
ball
ボールもフェース面同様に均等にこする、一部分に力が加わるような磨き方はNG。
ボール表面の偏摩耗はボールの転がりに直接影響を与えるので要注意。
<クリーニング後のボールとクラブヘッド>
ball-c
クラブお手入れセット
アシックスよりグランドゴルフのクラブやボールなどをクリーニングするためのグッズを集めたお手入れセットが販売されています。
内容はクリーナー液、ブラシ、スポンジ、仕上げ用クロスなどがセットとなっているもので、使用毎に手軽にクリーニングするのに便利。
まとめ
スコアーアップを狙うには、クラブやボールの手入れは必須条件。
なぜならば、ボールの正しい転がりは最少打数でのホールアウト(トマリ)に直接貢献するものです。
クラブでボールをヒットしたときに正しい回転がボールに発生するように打つためには、まずボールを打つためのクラブのフェース面がフラットであること。
そしてボールの表面に汚れや傷が無いこと。
これらが最低条件ですから、この条件を確保するためには使用後の手入れ、仕様前の確認が大切になるのです。
グランドゴルフのスコアーアップは技術面だけの要因ではカバーできない部分もあります。
用具もまた常にベストコンデションであることが要求される。
僕は大会において、実際にフェース面に小さな木片が付着していることに気が付かず、トマリまでの打数を稼いでしまった経験ありとても残念な結果を悔やんだことがあります。
ボール表面においても全く同じであり、用具を常に最良の状態に維持することもスコアーアップの大きな要素であることを理解しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。