グランドゴルフの楽しみ!ボールの特性を知ってスコアアップを狙う

    楽しみ

    グランドゴルフのボールってただ固いだけではありません

    人に個性があるように、ボールにもいろいろな特性があります。

     

    グランドゴルフでは、砂地や芝地、またまた土質のグラウンドなど、いろいろなコンデションのコースがあり、どのようなコンデションでも1クラブ、1ボールでのプレーが原則。

     

    ゲーム中のクラブ、ボールの選択肢はほとんどなく、テクニカルな面及びメンタルの面が、スコアーに大きく影響します。

    スコアーアップを狙うなら、もう少しだけボールにも気を使ってあげましょう。

     

    ボールの特性を知ってうまく使ってあげるとあなたの悩みが解消出来て、スコアアップに繋がることが期待できますよ。

    ただ自分に合ったボールを見つけるのはなかなか難しいもの、ボールの特性を整理してあるので参考にしてもらえたら嬉しいですね。

     

     

    ボールの特性を調べてみよう

    高反発、低反発とは

    高反発・低反発って何のことと疑問に思われているあなたにわかりやすくお話します。

    ゴムボールでも、ゴルフボールでも同じ理屈になります。

    ボールを床に落としてみて勢いよくはずめば高反発、ほとんど弾まなかったら低反発ってことですね。

     

    例えば、同じクラブで同じ力で2つのボールを打った場合に、遠くへ飛ぶボールは高反発の特性を持つボール、あまり遠くに飛ばなかったボールは低反発の特性を持つボールと言えます。

    高反発、低反発ボールの違いはつくり方や材料の違いによってボールとしての反発力の違いを生み出します。

     

    ≪素材の違いによる反発力の違い≫

    例えばゴムで造られたボールは床や壁にあてると大きく跳ね返ってきます。
    なぜならば、ゴムのボールは障害物に当たった瞬間に変形しますが、すぐに元の形に戻ろうとする力が強いので障害物に戻ろうとする力を押ししあてることによって跳ね返ります。・・・この力を反発力と言います。

    木を削って作った木製のまるいボールではわずかにしか跳ね返ってきませんね
    木は床や壁などの障害物に当たっても、あまり変形しないか、変形してしまうと元に戻りにくいですね
    だから元に戻ろうとする力(反発力)がほとんどないのでゴムボールのように大きく跳ね返ることが無いのです。

    もう一つ言えることは、例えば同じゴムのボールでも素材自体が持つ反発力の違いによって跳ね返り方は異なってきます。
    以前に流行ったおもちゃの中に「スーパーボール」というものがあります。

    このボールに使われた素材はゴム系のものですが、一般のゴムよりも反発係数が極端に強い「ポリブタジエン」という素材で造られているために、ちょっと床に落としただけでも大きく跳ね返ることができるのです。

    ≪造り方による反発力の違い≫

    一方同じ素材であっても、加工の仕方によって反発力に違いが発生します。

    例えばゴムのボールであっても温度が高いと反発力が大きくなり、温度が低いと反発力が下がります。

    又ゴムなど圧縮することによって反発力に違いが出てくることが知られています。

    出典:【反発力】温めるとよく跳ねる!? | 自由研究におすすめ!家庭でできる科学実験シリーズ「試してフシギ」| NGKサイエンスサイト | 日本ガイシ株式会社

     

    このような素材や加工方法の違いにより反発力の違いが生み出されています。

    グランドゴルフのボールの場合は樹脂製です。

    自分のプレースタイルやよく使うコースコンデションなどにあうボールを探すには、幾つかの特性のボールをコースコンデションの違うところで数多くプレーしてみて探し出す方法がベスト。

     

    ボールの特性比較

    ボールタイプ規格特性おすすめの使用コンデション
    高反発タイプ直径60㎜±1㎜

    重さ75g~95g

    • 距離を重視する方にお勧めですが、グランドゴルフの場合各ホールの距離が決まっているため、非力な方が距離を出すためにお勧めです。
    • 加えて非力な方は、軽量タイプを使うことで、更に距離を出しやすくなります。
    • 芝生等転がり抵抗の多いコンデションでは高反発タイプがお勧めです。
    • 更に軽量タイプを使うことで非力な方でも距離を出しやすくなります。
    低反発タイプ同じ
    • 方向性や距離等コントロールを重視する方にお勧めです。
    • 軽量タイプを使用することで更に転がりやすくなる場合もあります。
    • 土や砂の多いコースコンデションには低反発タイプの方がお勧めです。

     

     

    ≪タイプ別ボールの参考事例≫

     

    より遠くへ、まっすぐに飛ばすことを目的に開発されたハイパワーボール

     

    直進性をより向上させたハイパーボール

    芝地のようなコースコンデションでもよく転がる軽量タイプ

    まとめ

    グランドゴルフのボールは固い樹脂製のボールで直径約6cm、重さは75g~95gの範囲に規定されています。

    ボールの表面は全く凹凸が無く、同じように凹凸の無いクラブヘッドのフェース面とで打ち合わせるために、回転に変化を与える打ち方はとても難しくなります。

    そのために大会や練習などそれぞれ異なるコースコンデションの中で如何にマッチさせていくかが、スコアを纏めていくうえでとても重要なことになるのです。

    方向性や距離を狙い通りに打つには、テクニック、メンタル、そしてクラブやボールと言った用具まですべてがマッチしたときに実現できるものと考えます。

     

    その中の大事な部分を占めるボールにも高反発タイプや低反発タイプ、更には軽量タイプなものまであり、またカラーも多彩なので、色の違いを楽しむこともメンタル面で良い影響を与える可能性もある。

    これらボールの特性を理解してコースコンデションやプレイスタイルにあったものを探し出すことは、スコアアップを狙う上でも大切なこと。

     

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    最後まで読んで頂きありがとうございます。

    taka-chan68

    taka-chan68

    このブログサイトを覗いていただいたこととても感謝しています。 Senior power.comは現役を終えたtaka-chan68が、現役卒業後の自分活動としてグランドゴルフにはまってしまった経緯やグランドゴルフのスコアを何とか伸ばしたいと取り組んでみた事柄をベースにグランドゴルフについて綴っています。 少しでもグランドゴルフ好きのあなたの目に停めてもらえるような記事の発信に努めています。

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