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山登りの装備はしっかり準備!初心者が知っておくべき3つのリスク
山登りは楽しいものであり魅力がいっぱい詰まっています。
それいじょうにたくさんのリスクが待ち構えていることを理解しておかなければなりません。
- 早春の登山道は雪や氷、霜などにより滑りやすい
- 木道ではうっすらの霜でもすべりやすい
- 雨後の木道や登山道も同じようにすべりやすい
- 夏の登山道では突然の夕立や落雷に遭遇しやすい
- 秋の登山道は落ち葉ですべりやすい
- 熊やイノシシなど獣害に遭遇するリスクが大きい
- 冬山は低山でも氷や雪で滑りやすい、高山では雪に対する最大の警戒が必要
これらのリスクが常につきまとうものです。
しかしこれらのリスクを考慮した準備を徹底することで最小限にすることは可能なのです。
そして山に登ったものだけが得られる爽快感や絶景との出会いこそが山登りの最大の魅力。
これから登山を始めてみようと考えているあなたに、一般的な山のリスクと装備を紹介していきます。
山登り初心者でもわかる形態の違い
実は一口に山登りと言ってもいくつかの形態があり、それぞれ個人の好みや趣味趣向によってわかれているようです。
これら区分には明確な線引きは困難な部分もあります。
一般的に理解されている区分についてまとめてみました。
山登りの形態
一般登山 | 無雪期登山 | ・ハイキング ・ピークハント(登頂) ・ピストン山行(往復同じ登山道) ・縦走(いくつかの峰を稜線伝いに歩く) |
・植生保護や登山道の標識など整備された登山道を歩く。 ・ピークハントで往路、復路の異なる登山道や縦走と組み合わせるなど楽しみ方は様々 |
積雪期登山 | ・基本は無雪期登山に同じだが、装備、リスク等全く異なる。 | ・同じ山でも全く別物 ・地図の読み取りやルートファインディング技術などより高い能力が必要 |
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バリエーション登山 | (藪漕ぎも含む) | ・登山道ではないルートでの登山、道なき道を進む。 | ・地図読み取り、ルートファインディングなど高度なレベルが要求される上級者向け ・静かに山を楽しみたい人に向いている。 |
クライミング | 登頂を目指すプロセスの中で、岩壁や氷壁などロープなどの道具を使い登る。 単に岩登りを主体とするフリークライミングもある。 |
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沢登り | ・山頂を目指すプロセスの中で、登山道がない場合に沢筋を登る、最近では単に沢を登るだけのアクテビティもある。 |
※因みに個人的には一般登山の無雪期日帰り登山を主として活動中。
山登り初心者でも理解すべき3つのリスク
登山には様々なリスク(危険)がつきものです。
リスクを‘’ゼロ‘’にすることは不可能ですが、限りなく‘’ゼロ‘’に近づける努力は惜しまないことが必要です。
山登りの計画・準備段階からリスク回避の手段を明確にしておくことが必要です。
①天候のリスク
・計画/準備段階から当該地域の天気予報をよく調べ荒天になりやすい場合には計画の変更や中止を検討する。
(例、台風、異常低気圧の接近等)
・山登り中に雷に遭遇したら、なるべく体を低くして高い木立から離れる。
山の雷は横に走る場合もあります。
・急激な天候変化ではまず雨具を着用し現在地を確かめて避難小屋へ向かうか下山するかを判断します。
・積雪期では更に、雪崩やホワイトアウトなど大きなリスクが存在します。
※ホワイトアウトに遭遇してしまったら、暖かくしてできるだけ動かないことが重要。
積雪期の山登りでは雪崩が事前に起きやすい地点や天候の情報を収集しておくこと。
又装備の中にビーコン、ゾンデ棒を携帯する必要があります。
(当該地域の詳細はさらに詳しく調べる必要あり)
②事前準備(装備・情報)のリスク
・登山に必要な装備は十分かをチェックリストに基づきチェック。
・メンバーの連絡先や行先等の情報が整理され共有されていることを確認しておきます。
・万が一の事故に備え、血液型の情報等の共有も必要。
・山岳登山地図(山と高原地図や国土地理院地図など)とコンパスを必ず用意。
※この場合ペーパー地図でも、アプリの地図でもどちらでも可能。
・万が一の事故発生に対応できるよう対処法を確認しておくこと。
・登山計画は充分ゆとりのある計画とする、時間や工程に無理がある場合は事前に見直しをすること。
③登山中のリスク
・登山口にある登山計画書投函箱に必ず登山計画を提出する。
※最近はアプリから登山計画書の提出が可能です。
・初心者は単独行(一人登山)は避け、グループでの山登りを心掛ける。
※最低でも2人以上が望ましい、また初心者は経験者と同行すること。
・万が一に備え、食料はやや多めに手持ちしておくこと。
※特に行動食の携行は必須です。
・グループの場合、それぞれメンバー同士が体調を確認しあう。
・熊との遭遇に備えラジオや熊鈴などで音を鳴らして人間の存在を知らせること。
※万が一出くわしてしまったときは、慌てずに目を見てゆっくり後ずさりしましょう。
慌てて走り出すようなことは絶対しないこと。(熊は追いかけてきます)
・スズメバチに刺されたり毒蛇にかまれたら、急いで下山し医療機関に直行しましょう。
※毒を出すためにポイズンリムーバー(準備必要)での吸出しもトライします。
※動けない場合は急いで警察に連絡します。
山登り初心者が山装備を揃えるには
基本的に装備の内容については、区分けによる登山形態の違い等によって用意すべき装備内容が決まってくるもの。
初心者、経験者などによる装備の違いは特にありません。
装備類にもいろいろな種類やメーカーの違いなど選択条件の違いはあります。
初心者が装備選びをする際には、経験者もしくは登山専門店などでアドバイスを受けることが望ましいです。
装備類を一式そろえるとなると金銭的にも相応の金額になることから、躊躇してしまうケースも考えられますね。
レンタルサービスをうまく活用することで、装備選びや金銭的なお悩みも解決してもらえます。
装備選びの選択肢の一つとしておすすめなのが山登り用品のレンタルサイトです。
山登り関連の装備品レンタルサイト
登山・トレッキング道具のレンタル【やまどうぐレンタル屋】
《レンタルサイト活用のメリット》
・レンタルのみならず山道具に関する情報が多く、装備選び等の相談に乗ってもらえます。
・登山靴やウェアー、ザック他の山道具の在庫が多く、又サイズやカラーバリエーションも豊富。
登山計画1週間前までなら希望通りの山道具を揃えてもらうことができるのはうれしいサービスです。
・注文受付=注文確定のために在庫確認等で待たされることがありません。
・利用予定がキャンセルになった場合、理由の如何を問わず全額返金してもらえるのも助かります。
(利用予定日の前日までにキャンセルの連絡を入れることが条件)
・レンタル商品はメンテナンスがしっかりされており安心して気持ちよく使えます。
・レンタル商品が破損したり、汚れたりしても保証金をもとめられないのも助かります。
・10,000円以上のレンタルでは日本全国送料無料。
・登山靴のレンタルで登山用のソックスプレゼント。
・到着したレンタル品がサイズ合わなかった場合は、再送してもらえるうれしいサービスあり。
富士山には五合目で受け取れたり返却もできてしまう手軽なサービスもあります。
装備は持たずに車で五合目まで登って富士登山を楽しむなんてこともできてしまいます。
もちろん装備以外の準備はきちんと済ませておく必要がありますね。
《レンタルサイト活用のデメリット》
・利用予定日直前(おおよそ1週間以内)の注文の場合には、希望のレンタル商品をすべて用意することができない場合があるようです。
※1週間以上の余裕をもって注文をすることが望ましい。
まとめ
山登りは実に楽しいものです。
山頂に登った時の感動、爽快感、絶景に出会えた時の感動、登ったものしか体験できない魅力ですね
しかしながらこれらの素晴らしい体験を手に入れるためにはさまざまなリスクに対応した準備をしなければなりません。
山登りは事故を起こさずに楽しく下山して終わるのが基本。
装備類の選択・準備に当たっては新品もさることながら、金銭的な負担を軽くする意味合いからもレンタルの登山装備も選択肢の一つに加えておくことが望ましいでしょう。
山は素晴らしい魅力がいっぱいで何度でも登りたくなるのが山の魅力。
ただ忘れてはいけないことは山にはリスクがたくさんあるということ。
そしてリスクを可能なかぎり軽減できるのは、事前の徹底した準備が実行された結果であることを肝に銘じておきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。