6月の山行は日光へ
梅雨に入り毎日がすっきりしない日々、梅雨の合間を縫って山へ行くぞと天気予報と睨めっこ!
当初日光の黒檜岳に6月22日に登る予定であったが、毎日のように変わる天気予報に合わせ6月22日から24日への変更やむ無しとした。
前日の予報を見ても24日は薄曇りで終日この状態が続く予報から、安定していると判断。
しかし当日朝には霧雨、それでも強硬に霧雨の中、日光に向け出発
結果は日光市街迄やむことなく霧雨が降り続いていたが、いろは坂を超えて中禅寺湖を望む頃になると雨が上がり、ところどころに青空が広がる状況でこれはいけると、戦場ヶ原入り口の赤沼駐車場まで車を走らせた。
黒檜岳への山行案
この時期まだ中禅寺湖畔にある千手が浜のクリンソウが見られるはずとの期待を込めて、まずは赤沼車庫始発の低公害バスに乗車すべく、準備を整えて赤沼情報センターの前に!!
ここで驚愕の事実を知ることになった、
なんと小田代ヶ原や千手が浜他の交通手段となっている低公害バスが新型コロナウィルスの影響ですべて運休中だったのだ。
再開の見通しは現時点では立っていない様子、
バスへの乗車を諦めて、龍頭の滝駐車場から千手が浜まで徒歩で向かうことに。
再度準備して歩き出し、国道120号を超えて龍頭山荘横を中禅寺湖方面に下っていくと「工事中、通り抜けできません」の表示が、道路わきの数か所に貼りだされている状況、
この表示は車両に対してと勝手に判断して、先に進むと遊歩道入り口があり、道路から右に逸れて入っていくと、遊歩道入り口が完全に閉鎖され、「7月20日まで遊歩道の整備のため進入禁止」となっていた。
(現在では問題なく通行できるようです)

日光中禅寺湖周辺遊歩道案内
数か所に貼られていた通り抜けできませんの表示はハイカーすべてに対しての案内でした。
結果クリンソウの群落がある千手が浜にも、その先の黒檜岳登山口にもいくことができず黒檜岳への登山は次回に持ち越しとなった。
代替えの山行は高山
黒檜岳の山行ができなくなったことで、中禅寺湖の対面にある高山に登ることにした。
高山は標高1667.7mの山で、龍頭の滝上駐車場に車を置き、龍頭の橋の駐車場側の遊歩道入り口から、高山方面に向かった。
しばらく歩いてMAPで確認すると、高山方面に向かわずに戦場ヶ原方面に向かっている事判明したため、ちょっと戻って軌道修正、
(コース図参照)
シャクナゲ橋から右折し日光市道1002号線(低公害バス通行路)を歩き、途中から高山方面の遊歩道に左折、更に分岐を左方向に折れ、高山を反対側から登ることになった。
日光市道1002号線から高山方面への分岐

白樺風景
この先登山道になり、暫くの間急坂が続く、登山道は雨に濡れた露岩や木の根があちこちに現れ、滑りやすいので要注意である。
斜面の傾斜はきついが、登山道は大きくジグザグに作られており、注意して歩けば危険は感じられない。
登り始めておおよそ1時間、高山山頂に到着。
山頂手前の表示
高山山頂

高山山頂
山頂はやや広い平坦な場所があり、昼食をとることにした。
雲行きが怪しく、ぽつぽつと落ち始めてきたので早々に切り上げ下山開始したが、
雨はそれ以上降ることはなく、下山開始後わずかな時間で止んでしまった。

距離表示
龍頭の滝まで0.9km地点までおりてきた。
表面の登山道は急坂ではあるが、露岩はほとんどなく、木の根だけが滑りやすい。
マップを眺めながら下山する事おおよそ1時間、国道120号線を走る車を確認できるようになったが、どうも入ってきたルートとは様子が違うことに気づく。
登山道から遊歩道を経由して、国道120号線に飛び出したときルートの違いが判明した。

日光高山周辺
当初考えていた高山への登山道入り口は龍頭上駐車場から龍頭の橋を越えたすぐ後の右折道路に直結しており、当初入った遊歩道の入り口は戦場ヶ原や高山方面へのルートであった。
当初ピストンを予定していたわけだが、遊歩道の入り口を間違えたことで、周回コースとなり高山の両面の登山道を知ることができたのはラッキーであった。
戦場ヶ原周辺の遊歩道はよく整備されており、ハイキングにはもってこいで、気持ちよく歩ける。サイクリングを楽しむ人たちも多く見かけた。
あとがき
今回の山行は事前の情報把握を怠ったこともあり、いろいろと失敗を重ねた山行であったが、失敗をしたことで、得られた収穫も大きかった。
元々の予定通りであったら、見ることができなかった湯川の景色や、高山周辺の景色などをしり、戦場ヶ原やその周辺のウォーキングを別途計画してみたくなった。
日光市街迄戻った後、前回同様ヤシオの湯に浸かりゆっくりと汗を流して帰路に就いた、ハプニングの連続で面白い山行となった一日でした。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。